禅自問自答

なにかと考えています。

ことわざの刷新を提案します

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最近、予定の無い休日は昼に起きてだらだらしていたら夜になっていることが多くて驚きます清水です。ヒキニートへの一歩目を踏み出してしまった感じがします。

何かお金のかからない、一人で出来る趣味が欲しいですね!できれば屋外で。ユーチューブでお笑い番組を見ていたら3時間経っているみたいな生活をこれ以上繰り返したくない…
趣味募集中です。よさそうな趣味がありましたら教えていただければ幸いです。
 
以上、本題には何ら関わりのない前置きでした!
 
 
さて、今回のテーマは「ことわざ」です。誰もが一度は諺を「ひこ」と読んでしまった経験があるのではないでしょうか?私はありません。
諺という字が難しい!って話ではないです。今回は、ことわざに使われている言葉、古くない?って話。これについて浅めに掘り下げていこうかと思います。
 
 
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↑小さい頃読んでました。
 
 
 
目次
 
 

1.言葉には賞味期限がある

 

あるんです、賞味期限が、言葉には。皆様お気付きの通り、言葉は常に新しいものが生まれ、古いものが埃を被ります。そうやって常に循環しているのに、ことわざだけは古い言葉が残るんですよね!そのせいで悪いギャップが生じているんです。いくつか実例を挙げながら考えていきましょう。

 
覆水盆に返らず
一度してしまった失敗は取り返しがつかないという意味ですが、そもそも覆水なんて言葉使ったことなくないですか?中国の故事が元だからしょうがないけども。こんなん前知識無しで考えたら、覆水って苗字の人がお盆に実家に帰らない話だと思いますよね?(流石に思わない!)
表したい内容は普通の教訓なのに、その表現方法に問題があるんです。
 
 
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
ある人や物を憎むあまり、それに関わる全てのものが憎くなるということ。こんな単純なことを例えるのに何で坊主持ってきたんだよ!一般人で考えろよ!袈裟も普通の人には馴染みがないし。意味がわかりません。
 
餅は餅屋
「何事も専門家に任せた方がいい」って意味のことわざですけど、餅屋って今時少ないじゃないですか。というかスーパーマーケットの台頭によって専門店が少なくなっていますよね。そりゃ昔は買い物と言えば商店街を歩いて、八百屋で野菜、肉屋で肉、豆腐屋で豆腐、米屋で米、そして餅屋で餅を買っていましたよ。それがあるべき形でした。
しかし2016年現在、時は平成世は地獄、食材なんぞスーパーで揃える人が九割九分じゃないですか。そんな現代の若者には分かり辛いんです、「餅は餅屋」の感覚が!
 
 
このように、ことわざには昔の言葉のせいで分かり辛いものがとにかく多いんです。うまいこと例えてわかりやすくする、それこそがことわざの醍醐味だと思うんですけど、残念ながら平成では機能できていないんですよね。
 
 
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2.ことわざについてざっくり調べてみる

 
なんでことわざってこんな難しい言葉使ってるのさ?ていうかいつ頃生まれたの?という疑問が湧いてきたので、軽く調べてみました。
 
 
ざっくり言うと、「日本では平安くらいからあったけど、中国ではもっと前からあって、江戸時代らへんに中国のものが輸入された」って感じみたいです。そんな古かったんだ。江戸後期から明治あたりのものかと思っていました。
 
 
で、その外来のことわざ一覧。これって外来だったんだ!という意外なものが多いですね。そして中国のことわざは元が漢字だし日本風に言い換えないでそのまま使ったろwって感じのものが多く、そのまま現在に至るみたいです。道理で馴染みのない言葉が多いわけですね。(厳密に言うと古事成語でありことわざとは違うものですが、そこの分類は面倒なんでしません。全部ことわざってことで)
 
 
以上のような成り立ちで、「伝えたいことは簡単な教訓なのに表現が難しくてわかりにくい」といったアホみたいな現象が起こり、若者のことわざ離れが進んでいる現代。日常会話にことわざを交えても、「は?お前何言ってんの?」となる始末。
これはもうそろそろテコ入れが必要ではありませんか?この状況を打破するべく、私清水はここにことわざの刷新を提案致します。革命だ!!
要するに、わかりにくい、馴染みのない単語が使われていることわざを今風に言い換えてわかりやすくしていこうということでございます。いくつか挙げますので、新ことわざとして皆様もバンバン使ってくださいね!
 
 
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3.新ことわざ

 
(例)
旧ことわざ(きゅうことわざ)
新ことわざ(しんことわざ)
意:ことわざの意味
 
解説や使い方など
 
 
といった形でいくつか紹介していこうかと思います。
 
 
 
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い(ぼうずにくけりゃけさまでにくい)
ファンが煩きゃバンドも憎い(ふぁんがうるさきゃばんどもにくい)
意:ある人や物を憎むあまり、それに関る全てのものが憎くなるということ。
 
別にバンド自体は嫌いじゃなかったけどファンが煩すぎてそのバンドまで嫌いになっちゃった経験ありません?バンドに限った話じゃないですけど。アニメとかアイドルグループとかにも言える話ですね。「なんか上司が口うるさいせいで仕事自体が嫌いになっちゃってさ〜」「ファンが煩きゃバンドも憎いってヤツだね〜」みたいな感じで使いましょう。うわっことわざっぽい!ことわざっぽいぞこれ!
 
 
餅は餅屋(もちはもちや)
本を売るならブックオフ(ほんをうるならぶっくおふ)
意:何事においても、それぞれの専門家にまかせるのが一番良いということ。 
 
専門に任せましょう。現代においては餅屋よりブックオフの方が多いし知名度もテーマソングもありますしね。ブックオフは全然高く買い取ってくれないけど耳馴染みから採用。「メロンパン屋さんのメロンパン美味しい〜!」「やっぱり本を売るならブックオフだね〜」って感じで使って下さい。はたから見たら全く意味がわかりません。
 
 
桃栗三年柿八年(ももくりさんねんかきはちねん)
二十四年目のザコシショウ(にじゅうよねんめのざこししょう)
意:何事も成果がでるまでに相応の年月がかかること。
 
桃栗の年数を掛け合わせて、ザコシショウはようやくR1で優勝出来ました。大成するにはそのくらい長い歳月が必要だよってことが非常に伝わりやすいと思います。関係ないけどザコシショウは早くゴールデンでダンボール漫談をやってくれ
 
 
瓢箪から駒が出る(ひょうたんからこまがでる)
ザコシショウが優勝する(ざこししょうがゆうしょうする)
意:あり得ないことが起きること。
 
いやほんと。
 
 
覆水盆に返らず(ふくすいぼんにかえらず)
不倫職を奪う(ふりんしょくをうばう)
意:一度してしまった失敗は取り返しがつかないということ。
 
ちょっとわかりにくくなってしまったので、ベッキーが芸能界復帰できたら別の案を考えます。
 
 
弘法も筆の誤まり(こうぼうもふでのあやまり)
橋本八段も二歩(はしもとはちだんもにふ)
意:その道に長けた人でも、時には失敗することがあるということ。
 
ちなみに河童の川流れも同じような意味です。橋本八段の二歩が非常に衝撃的だったので…プロでもチョンボするもんなんですね。
 
 
弁慶の泣き所(べんけいのなきどころ)
真麻の鼻(まあさのはな)
意:弱点、急所。
 
何も言うまい。
 
 
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4.結論

 
 
時事ネタは賞味期限が短い
 
 
 
 
 
 
誰かもっといい新ことわざを考えてくれ。