禅自問自答

なにかと考えています。

男の子をポイしちゃおうとした話

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こんにちは、清水ユキです。長門有希が好きなのでユキです(2007年前後のおたく)

突然ですが、皆様は出会い系サイトを使用した経験はございますか?私は中学3年の頃、適当な出会い系サイトで遊んだ経験があります。もちろんガチガチのサイトじゃなくてサクラしかいないような所でですけどね!Yahoo!メールで捨てアドを作り、無料のとこにいくつか登録し、サクラとの会話を楽しんで…といったマセた遊びをしていました。

あれからもう7年近く経つのでしょうか、時の流れは残酷ですね。齢21歳(あと半月で22歳!)、私清水は懲りずにまた遊んでしまいました。俺だって男の子をポイしたい

今回はそんなクソみたいな話です。

 

 

目次

 

1.出会い系と出会う前

SNSは黎明期、おもしろフラッシュ全盛期。そんな時代にインターネットを始めたゆとりど真ん中の清水は、小学5年生くらいからインターネットを駆使していました。

当初の流行りはおもしろフラッシュ倉庫、もなちゃと、デスノコラとかだった気がします。デスノコラは割と後期だったかな?

もなちゃとというのは、2ちゃんねるのAAキャラになってチャットが出来るというシンプルかつ斬新なサイトで、そこに同級生の田中くんとか下野くんとか複数人でログインしては馬鹿みたいに一日中チャットをするような毎日でした。後にPTAの妨げにより学校指定の禁止サイトになりました。まだあるのかな?

そんな少年期からチャットと共に過ごしてしまった私は、「もっとコミュニケーションを取りたい!」と思いSkypeを導入、中学生になる頃にはネットで知り合った友人と通話やチャットを繰り返す毎日を過ごしていました。

 

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(調べたらまだあった)

 

2.出会い系との出会い

そうして時は過ぎ中学も3年生、野球部も引退し受験を控えて遊びまくってる頃、日課のVIPチェックを行っている時に、「出会い系で業者からかうの面白すぎワロロロロローンwwwww」みたいなスレを発見しました。非常に興味深い内容で、「そういえば出会い系で遊んだことは無い!」と野心剥き出しの清水は自分も遊んでみることを決意。

セガキ清水はインターネットで酸いも甘いも経験していたので、ワンクリック詐欺等々には動じない強靭なインターネット力(インターネットちから)を得ていました。(親のパソコンでワンクリック詐欺に引っかかり知恵熱を出した経験あり) なので、適当な出会い系サイトなんて適当な輩が適当にやってるだけだろうからちょっとどんな感じか弄んでやろうと思い至りまして。早速Yahooで捨てアドを作り、3つほどサイトに登録。その中でも無料で使えるポイントが多く、返信の早いサイトを厳選し、二日間くらい遊びました。

 

3.出会い系のすごいところ

遊んだ時の感想はもうとにかくシステムが完璧って感じでしたね(語彙力不足)。無料登録→無料ポイント配布(追加ポイントは課金制)→ポイントを使用して女の子とやり取りするって感じなんですけど、とにかくその「ポイントの使わせ方」が上手いんです。以下、そこらへんの巧妙な部分について何点か説明します。

 

①出会えるギリギリの所でポイントが切れる

例えば無料ポイントが1000ポイント進呈されるとします。で、メールの受信に50ポイント、送信に100ポイントくらい掛かります。ってことは6回くらいのやり取りで相手のメアドでもゲットするか、もしくは会う約束でもできればいいんですけど、それがどうやっても出来ないんですよ!もちろん相手はサクラですけどね。

例えば向こうから「はじめまして」ってメールが来るじゃないですか。そこからメアドを交換しようとすると「サイトの仕様でメアドが読めなくなる」と言われ、直接会おうと言うと「いつがいいですか?」と言われて予定合わせてどうやってもメールを4通くらい消費する。場所まで決めてポイントが尽きかけると「ごめんその日駄目だった、他の日空いてない?」って返ってくる。ここで無料ポイント終了。

こんな感じのやり取りによって、無料分で「あとちょっとで会うとこまでいけんじゃん!!」って思わせて課金させる手口です。やり方が本当に上手い。ちなみに課金はサイトにもよりますが大体1000ポイント5000円とかなんで結構掛かります。この世の地獄

ちなみに、会うところまで行ってもそこから何通もメールが必要で、最終的に「行けなくなりました」と言われてまた同じやり取りをさせられるそうです。インターネットで調べました。お〜怖!

 

②相手が自分の近所の地理を把握している

続いてこちらなんですけど、相手がマジで自分の近所に住んでるかのような文章を送ってきます。登録の際に住所を東村山と入力すると、東村山在住の女性から連絡が来るし、「待ち合わせは中央公民館の前でいいかな?」とか「久米川駅南口でいいかな?」とか地元民ならではっぽいスポットで待ち合わせしようと仕掛けてきます。リアル感を出すために相手がめちゃんこ調べてそれっぽい場所を指しているんでしょうけど、そういう細かい気配りに脱帽しますね(?)

ちなみに知り合いに一時期出会い系のサクラをやっていた人がいるんですけど、その人曰く「めっちゃ地理に詳しくなるよ」とのことでした。連絡中はストリートビューとにらめっこだそうです。

 

③画像がリアルなちょうどよさ

相手の画像が本当にちょうどいいんです。よく出会い系の広告にはめちゃんこかわいいギャルギャルしい人が載っていますが、あんなのは実際使わず、「ちょっとお金持ってそうなちょうどいい28歳OL」とか、「結婚して時間を持て余している31歳主婦」とかのリアルな線から来ます。画像の雰囲気も映えすぎていないちょうどよさです。

 

以上3点をまとめると、出会い系サイトに登録すると、「近所に住んでるちょうどいい感じの女性から連絡が来て会おうとするとお金がかかる」って感じです。こんなんインターネット力がない人だったら普通に騙されてまうわ!と、ちょうどいい感じの社会勉強になった中学生清水でした。

 

4.Poiboyとの出会い

そんな青年期を過ごしてきた清水は7年の時を経て、ツイッターでこんな広告を目にしてしまいました。

 

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まさかの男が「待ち」に徹する精子工場みたいな地獄絵図、平成の出会いの形も遂にここまで来てしまったかと思いました。闇が深すぎるよ〜(クールポコの餅を捏ねるほうの声)

中学生の頃に体験したガッチガチのサクラまみれの出会い系しか知らなかった清水は当時の野心が滾り、「なんだこれ遊んでみてぇ!」と思いまして。ですが本気で出会う気はさらさらないし、待ちに徹しても面白くないし、男で登録してもつまらない!と考えた挙句、女性を装って登録することを決意。「相手はサクラじゃないのか」「課金なしアプリなのに運営はどうやって稼いでいるのか」「本当に男の子をポイできるのか」を検証するためにアプリをDLし、いざ女性で登録!

 

5.Poiboyを使ってみて

本人確認に身分証明書の画像を求められたので使えませんでした。

 

 

6.結論

出会い系はクソ